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利き腕と反対側に装備し、身を守るための防具。
大きさや材質により、さまざまなタイプが存在します。 |
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バックラー
(丸盾)
Buckler Shield |
円形で、小型の盾。
敵の攻撃を受け止めるとか弾き返すというより、「受け流す」ためのもの。
軽量ゆえ、非力なものでも装備できるが、うまく扱うにはそれなりの技量が必要。
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ラウンドシールド
(丸形盾)
Round Shield |
バックラーより平坦で大ぶりに作られており、敵の攻撃を「受け止める」構造になっている。
★リュガス王国時代、歩兵用の標準装備として広く普及していた。
★マウア帝国時代になっても、一部では使われ続けている。
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カイトシールド
(凧型盾)
Kite Shield |
外見が凧のような形をしているのでこの呼び名がある。
もともと、騎乗時に無防備となる下半身を守るためのものなので、縦に長く作られている。
★マウア帝国の時代では、騎士たちの標準装備となっている(表面に家紋をあしらうのが普通)。
★騎士の盾とも呼ばれる。
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スクトゥム
(方形盾)
Sctum |
方形または楕円形の大型の盾。
丸盾に比べ、「盾の壁」を形成しやすいので、密集陣形を組む際に都合がよい。
★マウア帝国歩兵の標準的装備品。
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タワーシールド
Tower Shield |
塔のように背が高い……という意味でこの名がある。
人を乗せて運ぶことができるほどの大きさがあり、手に持って使うことは不可能。
地面に立てておき、その陰に身を隠して射撃するためのもの。弓兵専用の装備である。 |
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