登場人物
人ならざるものたち
現在、ルテラ世界の「神」の役を担っているはずの存在が、この竜神たちである。
神らしいか否かは別として、人の及ばぬ力を有していることだけは間違いない。

カシェイ・ラァ
Khashei Lahh
the Light
リュガス〜カルデリア地方のどこかに隠棲しているという黄金ウロコの竜神。
兄弟たちの中では一番人間に好意的であるらしい。
「光の魔道士」たちの崇拝対象にもなっており、最も「神様らしい」存在ではあるのだが……
3巻

ザラシュ
Xharhashh
the Dark
ドリダリアに棲息すると言われる、漆黒のウロコの竜神。
ドリダリア人たちにとっては守護神であるらしいが……
未登場

タフラ・サラス
Tafra Saras
the Almighty
謎に包まれた最強の竜神。
「災い」と「幸い」、相矛盾する意味を併せ持つ名を冠しているという。
未登場

フォロス
Phollos
the Dragon King
彼だけは、正式には「竜神」ではない。神性を有しない「竜王」である。
兄たちとは異なり、不死身でもないらしい。
トリテアの竜王島に現実体として住み、現地では「守護神」として崇められている。
巫女であり、妻でもあるシャロンとの間に、一子ザルガ・フォロスをもうけている。
名前だけ

ザルガ・フォロス
Zhargha Phollos
「竜王」フォロスと、シャロンとの間に生まれた子ども。
普段は人語を喋らないが、シャロンと二人きりの時には話すこともある。
竜としては小型であるが、それでも一軍を滅ぼす“程度”の力なら持っているらしい。
1巻

モゥ・リャーツ
Moh Rhyahttsh
the King Naga
竜の眷属のひとつ「ナーガ族」の王。カルデリアの港町の名前にもなっている。
彼を含めた「ナーガ族」が、現在どこでどうしているのかは、全くの謎であるが……
未登場

魔神たち 竜神たちの対極に位置する、敵対的な神々のことである。
竜神たちが勝利を収めたが故に「魔」とおとしめられてはいるが、別段邪悪な存在だというわけではない。
いずれ、永い時の果てには、再びこの世界の神々として再臨する……との伝説もある

???
"the One"
今ではその名も知られていない、魔神の王。
どのような存在であったのか、どの程度の能力を有していたのかなど、いっさいは不明。
「その者にまつわる全ては、ことごとく竜神たちの手によって固く封印された……」という。
本当は、彼(?)こそがこのルテラの神だったという説もあるが……
一説では、暗黒魔道たちの崇める神とは、彼のことでもあるらしい。
未登場

魔斧の魔神
the Jhin in the axe
アリエスが宝物殿から持ち出した魔斧に宿っている古代の魔神。
直接現れたことはないが、ときおりその得体の知れぬ魔力を発動させているようだ。
彼の魔力の助けがなければ、ギャメルもゲルブプスのウロコを切り裂くことはできなかったかも知れない。
1巻より、斧として登場

謎の精霊たち
the Spirits
アリエスの危難を救った(?)摩訶不思議な者たち。
その口ぶりからして、古代の魔神と何らかの繋がりがあるようだが……?
1巻

  

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