通貨
(マウア帝国時代)

コロム
Colom

庶民がごく一般的に用いる銅貨。
10円玉と同じ程度の感覚で使われているもの……と思えばよい。
銅貨3000枚だと、およそ30,000円分の買い物ということになる。

銅相場(平均0.3円/g)に照らして換算すると、10円分で33g以上はあることになるが……
まさか実際にそんなにたくさんの銅を用いているはずもない。
これは実生活上の10円玉が4.5gほどしかないことから考えてみても、よくお判りいただけることだろう。

ガリー
Gallie

120〜125コロム。(金銀の相場で変動)
古い時代には金貨であったが。この時代には銀貨となっている。
1,200〜1,250円ほどの価値となる。

実世界の銀相場(256円/g程度)と照らして換算してみると、およそ5gの純銀を含むことになる。
純銀貨であると仮定して大きさを算出してみると……直径19.9mm、厚さ1.5mmほど。
穴の空いていない50円玉……を想像してみると、ちょうど良いだろうか。
ルテラ世界では、おそらく1リュガスインチ(20mm)径のコインとして、厚さで目方を調整しているものと思われる。(1マウアインチで作成すると、厚さが薄くなりすぎるので)

ガル
Gall
12ガリーに相当する金貨。
普通に「金貨」といえば、このガル小金貨のことをさす。
14,400〜15,000円ほどの価値となる。
実世界の金相場(1500円/g程度)と照らして換算してみると、およそ10gの純金を含むことになる。
これまた純金貨として算定してみると……直径21mm、厚さ1.5mmほど。
おやおや、まことに驚いたことに、まるで示し合わせたかのごとくガリー銀貨の大きさと似た値になってしまった(^^)
当然、ルテラ世界ではこちらも直径1"リュガスインチ”の金貨ということになっているものと思われる。
リュガス人の面目躍如……というところだろうか?

ガルオム
Gallom

24ガル(288ガリー)に相当する大金貨。
市中に流通することはあまりなく、主に貯蓄用として用いられている。
江戸時代の大判をイメージするとちょうどよいだろう。
345,600〜360,000ほどの価値となる。

純金換算で240gほどであるから、延べ板状であるとすれば60mm×30mm×7mm程度、
円盤状の大型コインなら、直径60mm、厚さを4.4mmほどとなる。
これを「2マウアインチ径」ととらえるか、それとも「3リュガスインチ径」ととらえるかは、個々人の自由……ということなのかもしれない。

タラン
Tarant
60ガルオム(1,440ガル/17,280ガリー)に相当する金塊。
銀行などの金庫に保管されているものがほとんどで、流通することはまずない。
2,074〜2,160万円ほどの価値となる。
目方にして14,400gともなるので、さすがにかなり「かさ」が生じてくる。
延べ板状にしても200mm×100mm×37.3mmほどともなる計算となり、まさに「金塊」である。

 

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