ガルテカ
Gharthk |
各種の酒を産するが、特にこれが素晴らしいというほどの銘柄はない。
ワインは若いうちに飲む「あっさり」タイプのものが主体で、あまり長期熟成には向かない。
北部の島嶼(とうしょ)部では、上質のエールを産する。
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カルデリア
Charlderiah |
特産はアップルブランデーだが、各種のワインも産する。
一部には、魔法樽で超長期熟成させた「魔法ワイン」も存在しているという。
カルデリアの葡萄は古典的な品種が主体であるため、「昔風」のワインを好む人々には評判がよい。
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ギスパニア
Ghispania |
冷涼にすぎる気候のため、ワインはほとんど産出しない。
ただし、一部では、凍てつく寒さを逆用して「アイスワイン」を特産物としている。
その他のところでは、もっぱらウォッカを作って愛飲している。
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ドリダリア
Dorhhdarhhah |
木の実を発酵させた、独特の臭みのある酒を産するらしいが、ほとんど流通しないので詳細は不明。
人間世界に在住するドリダリア人たちは、専らカルデリアのアップルブランデーを愛飲しているらしい。
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トリテア
Trithair |
温暖な気候とその特産物を生かした、トロピカルな酒が多い。
北部ではマディラ酒に似た強化ワインも産する。
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ブルンガリア
Burngarlia |
冷涼な気候なので、赤ワインのできは悪い。白ワインはリスリング系の甘口が主体であるが、質はよい。
一部地域は、馬乳酒の産地としても有名。
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マウア
Mauah |
穀物酒を主体に、各種の酒を産出するが、あまり上等な扱いを受けてはいない。
ただし、各種のビールだけはそれなりに有名である。
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マリトニア
Maritonia |
マオタイ酒もどきのきつめの蒸留酒が名物である。
各種の酒を産出するが、あまり他国民からの評価は高くない。
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リュガス
Lugas |
「リュガスといえばワイン」と言われるほど、各種の名酒がきら星のごとく揃っている。
赤ワインはフルボディからライトボディまで、各種数千銘柄が作られており、正確な数は不明なほど。葡萄の品種も、古典的なものから新しめのものまで、無いものはないといってもよい。
白ワインはシャルドネ系の辛口が主体だが、北部地方ではリスリング系の甘口も作っている。貴腐ワインを特産としているところもある。
貴族はお抱えの醸造元を所有していることが多く、旧王家のギュルテムンゲ家の名醸ワインは特に有名。(「二房葡萄」の古典ワインを作っているのは、ギュルテムンゲ家のみである)
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ルキタニア
Luchitania |
その昔は良質なブランデーの産地として知られたところだったが、今では荒廃してしまっている。
南部には一部、昔ながらの製法でルキタニア・ワインとルキタニア・ブランデーを製造しているところもある。
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ヴァルヒャリアValhhalliah |
特産の「命の木」の実を「魔法大樽」で千年間熟成させた「キリアータ」と呼ばれる酒があるらしいが……真偽のほどは定かではない。
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